AfterShot™ Pro は、RAW ワークフローに必要なすべての機能を搭載し、RAW 画像をすばやく現像して美しい作品に仕上げることができる超高速 RAW 現像ツールです。
AfterShot Pro の製品ページに掲載されている、使い方を紹介したチュートリアルビデオにはさまざまな機能が紹介されています。どれも基本的な機能ですが、効率的に作業を進めるにはすべてマスターしておきたい機能です。全 5 回にわたり、チュートリアルビデオに登場する、ぜひ覚えておきたい機能を紹介します。
第 3 回は、RAW現像で覚えておきたい機能について紹介します。
3. RAW現像の基本について(4:15~7:17)
RAW現像や写真の編集に必要なツールは、画面右側のツールパネルに用意されています。各ツールはタブごとに分類されており、タブをドラッグすることで自由に並べ替えることができます。
また、よく使うツールはプレビューパネルの下部にも用意されています。(下部のツールバー)
- パン
- クリックホワイト
- トリミング
- 傾き補正
- 赤目補整
- シミ修整ツール
- 領域カーソル
写真をトリミング(クロップ)するには:
- 下部のツールバーの[トリミング]ボタンをクリックする
- プレビューパネル内をドラッグして、トリミングする範囲を指定する
- 指定が終わったら、左下に表示されているトリミングパレットの[終了]ボタンをクリックする
トリミング範囲を指定するトリミング グリッドは、次の操作で調整できます。
- トリミング グリッドの大きさを変更する場合は、トリミング グリッドの四角をドラッグする
- トリミング グリッドの位置を変更する場合は、トリミング グリッド内をクリックして、そのままドラッグする
写真のホワイトバランスを調整するには:
- ツールパネルの[標準]タブをクリックする
- 基本調整セクションのホワイトバランスにある[クリックホワイトツールを有効にする]ボタンをクリックする
- プレビューパネル内で、本来は白色(またはグレー)である部分をクリックする
写真全体の明るさ(露出)を調整するには:
- ツールパネルの[標準]タブをクリックする
- 基本調整セクションの[露出]のスライダーをドラッグして調整する
基本調整セクションの[自動レベル]で、露出を自動的に調整することもできます。また、その下の[Perfectly Clear]を使用すれば、露出・ホワイトバランス・コントラストを一度に自動調整することも可能です。
写真を白黒にするには:
- ツールパネルの[標準]タブをクリックする
- 基本調整セクションの[彩度]のスライダーを左端までドラッグする
[プラグイン2]タブの「モノクロプラグイン]を使用すれば、白黒の元にする色を設定したり、1色または2色を残したまま、残りの部分だけを白黒にすることも可能です。
シャープニング(細部の鮮明さ)を調整する:
- ツールパネルの[標準]タブをクリックする
- 基本調整セクションの[シャープニング]のスライダーをドラッグして調整する
スライダーの便利機能について:
ツールパネルのスライダーの操作は、ドラッグする以外にも次の方法で操作できます。
- スライダー上にポインターを合わせて、マウスのホイールを操作する
- スライダーの左右をクリックする
- 値が決まっている場合は、右側のボックスに直接入力する
- スライダーをリセットする場合は、名前かスライダーをダブルクリックする
- すべてのスライダーをリセットする場合は、ツールパネルの下部の[すべてリセット]ボタンをクリックする
設定(プリセット)を利用するには:
AfterShot Proには、モノクロ、銀残し、クロス処理など、あらかじめ調整内容が登録された設定(プリセット)が用意されており、クリックするだけで適用することができます。
- ツールパネルの[標準]タブをクリックする
- 設定セクションから、適用したい設定をクリックする
サムネイルパネルやサムネイルビューで、複数の写真を選択した状態で設定をクリックすれば、まとめて設定を適用することが可能です。また、まとめて元に戻す場合は、戻す写真を複数選択して[すべてリセット]ボタンをクリックします。
設定セクションの[プリセットを追加]ボタンをクリックすれば、現在の調整内容を設定(プリセット)として登録することも可能です。
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