ayaさん / HDRでつくろう!「素敵」写真2/2

スナップよりもさらに近づいた写真はどうでしょう。
下の写真は姫路城で見つけた家紋のサンプルです。
無機質な瓦に描かれる、工夫を凝らした様々な模様の家紋や歴史の重みに感動して撮りましたが、イメージとは違い、イマイチの出来にがっかりしました。
それでも素材感を生かしてHDR をすれば、家紋もはっきりし、アートっぽくなるとイメージができました。

手順

1.ファイル→HDR→露出結合→実行

2.手順2:HDR 調整の画面→プリセットの中から規定3 を選びます。

さらに背景のコンクリートと模様の差をはっきりさせたいので、コントラストを強くして、ハイライトもシャドウも上げて、明るくしました。後は実行→保存です。

家の中で撮るテーブルフォトでもHDR を試してみましょう。
この場合、背景になるものに少しこだわりたいと思います。
HDR 加工では、どうしてもざらつき感が出て、写真が粗い印象になるので、そういう雰囲気に合う、ラフな新聞紙や凹凸のあるものにして、画像の乱れを目立たなくします。

手順

1.ファイル→HDR→露出結合→実行

2.手順2:HDR 調整の画面→プリセットの中から規定3 を選びます。

ほぼイメージ通りですが、少し暗めなのでハイライトを少し上げて明るくして、ヴァイブランシーを下げて彩度を下げます。後は実行→保存です。

風景写真を撮るときに、手前の被写体が暗くなってしまい、残念な思いをされた経験、皆さんおありだと思います。
例えば下のようにお天気の良い日の撮影でよくある、手前のものがまったく見えない写真を、HDR 加工してみます。

手順

1.ファイル→HDR→露出結合→実行

2.手順2:HDR 調整の画面→プリセットの中から規定5 を選びます。

このままでは色が薄いので、まずヴァイブランシーを上げて色を濃くします。
ハイライトを上げて明るくし、シャドウを少し上げて調整します。後は実行→保存です。

暗くなってしまった写真とは逆に、
白くなり過ぎて、表現できなかった写真で例をあげてみたいと思います。
この写真は、今にも雨が降り出しそうな、怪しげな雲の様子を車の助手席から撮ろうとしました。ところが、空全体が白っぽく写ってしまい表現したい雲模様が全然写ってません。そこでHDR 加工をしてみました。

手順

1.ファイル→HDR→露出結合→実行

2.手順2:HDR 調整の画面→プリセットの中から規定3 を選びます。

このままでは明る過ぎるので、ハイライトを下げて、周りの明るさをシャドウ上げて節します。後は実行→保存です。


aya
カメラ歴 5年

  • 使用カメラ
    • canon Kiss X4
    • canon Kiss X
    • OLYMPUS E-P3
    • RICOH GX200
  • 使用レンズ
    • EFS10-22 F3.5-4.5
    • EF17-35 F2.8
    • EF24-105 F4
    • EFS55-250 F4-5.6など

Website “Harvest moon”
http://messidorm.exblog.jp/