秋の終わりにコンパクトデジカメでパチリ。
この写真をセピア色にして、懐かしいような昔のようなそんな写真に変えてみましょう。
セピア色にするのは、実はとっても簡単。
あっという間に出来てしまいますよ。
「効果」から「写真効果」を選択し、「セピアトーン」を選びます。
セピアトーンの「設定」をクリックすると、こんな感じで4つセピア色のバリエーションがあります。
もちろん、「強度」で自分好みのセピア色にすることも可能です。
今回は「メジャーエイジ」を選んでみました。
あっという間にセピア色の写真になりました。
ちょっとだけ物足りないので、さらに時代を感じさせるような工夫をしてみましょう。
1.昔風のザラざした感じをプラスする
ノイズを加えて、昔風のザラザラした感じにしてみましょう。
ノイズは「調整」の「ノイズの追加/除去」から「ノイズを加える」を選択します。
「セピアトーン」と同じく「設定」からも選択できますが、今回はノイズを薄めにプラスしたいので、「ノイズ」に自分が良いと思う数字を入れて調整します。
今回はノイズは12%としました。今回はセピア色の写真にノイズをプラスするので、ノイズは白黒のほうが雰囲気がでます。
そのため、「モノクロ」にチェックをします。
こんな感じになりました。ザラザラ感が控えめで自然な感じとなりました。
2.エッジをシャープな感じにする
すこし写真の印象がぼんやりするので、エッジをシャープな感じにしてみましょう。
「調整」の 「シャープネス」から「高域シャープネス」を選択します。
この写真のように被写体が細かくあるときは「半径」は小さく設定します。
強度と半径は少しずつ調整して自分なりのベストなところを探してみましょう。
コントラストをはっきりさせたいので、ブレンドモードは「ハードライト」を選択します。
それでは、調整前と調整後の写真を比べてみましょう。
懐かしいような昔のような写真に大変身できました。
渡邉 真弓 / Mayumi Watanabe
札幌で活動するフォト・クリエイター。
写真の撮影、執筆や写真を使った雑貨の製作など、写真にまつわる活動をしています。
愛用のカメラはPolaroid690、Canon EOS5D、Minolta AUTOCORD。
共著『Cute Photographer~おしゃれな写真が撮れる本~』(翔泳社2008年5月)や女子カメラ等の雑誌に掲載。
2009年からAMUCHOCOカメラ教室(札幌市)を始め、ときどき北海道新聞「とまこむ」紙面カメラ講師も。
2011年5月アルテピアッツア美唄にて個展「air」を開催。
Website “allo?”
http://www.allo-japon.com/
Twitter
@allo_mayumi
撮影協力:
スゥイーツカフェ AMUCHOCO(札幌市)
http://www.amuchoco.com/
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