複数の画像に同じ加工や補正をしたい場合の一括作業がとても楽にでき、作業効率が大幅に向上します。
今回は例としてトリミング(切り取り)を複数の画像に一括で行う方法をご紹介します。これを行うと、作業手順書などがとても作りやすくなります。
- Paintshop Proを起動します。ホーム画面が表示されます。
- 「作業領域」をクリックし、編集内容に応じてワークスペースを切り替えます。今回は一括処理を行うため、「完全」を選択し、適用をクリックします。
- 「完全」ワークスペースに切り替わりました。画面がダークモードになっています。画面上部の「編集」タブをクリックします。
- (初回起動時)ガイドツアーが表示されたら、内容を確認するか「このメッセージを今後表示しない」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
- ウィンドウ下にある「オーガナイザー」のフォルダアイコンをクリックし、ナビゲーション(画面左側)を表示します。
- 編集に使いたいフォルダーまで開いていき、オーガナイザーに一覧を表示します。
- 一つ画像をダブルクリックして表示します。
- 今回はトリミングをしていきたいので、トリミングツールをクリックします。
- トリミング枠を調整します。グレーになっているところが不要なエリアです。ほしい箇所が明るくなるよう調整したら、ダブルクリックするか、緑色のチェックマークをクリックして適用します。
- トリミングが完了しました。
- 保存をクリックして上書き保存します。(ファイルから選ぶこともできます)最初「名前を付けて保存」が表示されてしまいますが、保存をクリックします。画質にこだわる人は圧縮率を調整しましょう。
- 「置き換えますか?」と表示されたら「はい」をクリックします。また、「元の画像の自動保存」が表示されたら「はい」を選んでおきましょう。
- 画像のタブのバツ印をクリックして閉じ、「管理」ワークスペースに移動します。
- 管理ワークスペースの、編集した画像(白いえんぴつのマークがついている)を選択し、下のメニューにある「赤い鉛筆のマーク」をクリックします。
- 変更を加えたい、他の画像を、SHIFTキーを押しながらクリックすると複数選択になります。選択したら今度は青い三角の鉛筆のボタンをクリックします。
- 一括処理が始まり、自動で適用されていきました。
- もし間違って自動処理してしまった場合、「隠しファイル」を表示すると「Corel自動保持」というフォルダが作成され、加工前のデータが保存されています。必要なデータを元に戻すことができます。
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