Parallels RAS 19 リリースされました

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この最新のリリースでは、クラウドプロバイダーとしてのAmazon Web Services(AWS)とのシームレスな統合、MSIX app attachによる動的なアプリケーション配信のための最新のアプリケーションパッケージの活用、Let’s Encrypt 証明書管理の自動化などを実現します。

働き方を見直すうえで必見の内容です!

パラレルス RAS の製品担当シニアディレクターであるChristian Aquilinaは、次のように述べています。
「当社はお客様にイノベーションを提供することを約束し、従業員がどこでも生産的に働けるような仮想デスクトップインフラストラクチャソリューションを構築しました。」 また「Parallels RAS 19 では、シンプルさを第一に考えながら、デプロイの柔軟性とセキュリティを拡張しました」とも述べています。

Parallels の親会社である Corel® の製品担当上級副社長である Kamal Srinivasan は、次のように述べています。
「このアップデートとその他の新機能および機能強化によって、中規模市場のお客様は VDI ニーズに対応した使いやすいソリューションを導入することができます。」

またSrinivasanは、「この新しいリリースが、企業や組織が必要とする競争力と価値を確実に提供できるよう、お客様やエンドユーザーコンピューティング(EUC)コミュニティと密接に協力してきました。」と続けています。

次に、Parallels RAS 19 テクニカルプレビューを評価したお客様からの声をご紹介します。

「RDS が単独で提供できる範囲をはるかに超えるニーズがある組織もあります。そのような場合は、”必ず最初に Parallels を評価してください。Citrix でも VMWare でもなく、Parallels を最初に評価するのです。」―Andy Milford, CEO, RDPSoft

“RAS 19は、管理者の日常を、格段に楽にしてくれます。“―Thomas Krampe, Managing Consultant/Senior IT Architect

この記事では、Parallels RAS の本リリースに含まれる新機能と強化された機能について説明します。

Parallels RAS 19 の新機能と拡張された機能

Parallels RAS の本リリースにおける最新のアップデートには、以下のようなものがあります:

  • クラウドプロバイダーとしてのAmazon Web Services. Parallels RAS 19 によって、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) ワークロードの統合、構成、保守、サポート、アクセスを行い、AWS クラウドを単独、マルチクラウド、またはハイブリッドソリューションとして完全に使用することができます。管理者は、Amazon EC2 上で実行するアプリケーションとデスクトップを、すべて Parallels RAS コンソールから簡単にデプロイできます。
  • MSIX app attachとの統合. Parallels RAS 19 のもう 1 つの新しい統合は、MSIX app attach です。この Microsoft テクノロジーは、最新のアプリケーションパッケージングを使用して動的なアプリケーション配信を可能にします。MSIX app attach との統合には、パッケージのインポート機能、アプリケーションのバージョン管理、証明書管理、ウィザード形式のパブリッシングなどが含まれており、アプリケーションの配信と管理が容易になるよう設計されています。
  • Let’s Encrypt 証明書管理. Let’s Encrypt は、非営利団体の Internet Security Research Group(ISRG)が提供する、フリーでオープンなグローバル認証局です。Parallels RAS 19 は Let’s Encrypt を統合し、新たに証明書の自動管理を実現しました。多くの企業にとってセキュリティは最優先事項であるため、Let’s Encrypt の統合によって Parallels RAS の顧客は一度の設定によってSecure Sockets Layer(SSL)証明書を合理的かつ自動的に発行および更新することが可能になります。
  • 複数の多要素認証(MFA)プロバイダ. 柔軟性が向上したことにより、管理者は複数の MFA プロバイダを異なる Parallels RAS 環境にデプロイすることなく、利用できるようになりました。
  • ARM64 Windows Parallels Client. Parallels Client for Windows は Windows ARM64 プロセッサを使用するマシン上でネイティブに動作するように再構築および最適化されており、これらの軽量なシステムのユーザーは、レガシーアプリケーションを含む x86 および 64 ビットアプリケーションに効率的にアクセスできるようになりました。
  • 表現的記述に基づくフィルタリングとポリシー. 管理者は、フィルタやポリシーを作成する際に、自然言語形式を使用して複雑さを軽減し、より柔軟性を高めることができるようになりました。これにより、誰が公開リソースにアクセスできるか、どのポリシーをどのクライアントに適用するか、どのユーザーに多要素認証を使用させるか、どの時間帯にユーザーがログインできるかをより詳細に制御することができます。
  • 電源管理. Parallels RAS 19 は、仮想マシンの電源スケジュールを完全に管理することができます。これにより管理者は、既存の仮想マシンを Microsoft Azure、Azure Virtual Desktop、Amazon Web Services などの Parallels RAS がサポートする VDI プロバイダ上のセッションホストとして使用しながら、時間ベースのスケジュールを作成して電源をオンまたはオフにすることができます。
  • 電子メールによるアカウント検出. Windows、macOS、Android、iOS 向けの Parallels クライアントを使用する際に、エンドユーザがメールアドレスを入力して、アプリケーションやデスクトップに迅速かつ簡単に接続できるようになりました。
  • ログオン時間の制限. このルールにより、IT管理者は、式に基づくルールを使用して、指定された時間帯に公開アプリケーションやデスクトップへのユーザーのアクセスを許可または制限することができます。ログオン時間の設定は、セキュリティを強化し、right-to-disconnect(接続拒否権つながらない権利)ポリシーを導入している組織をサポートするために使用することができます。
  • 指定 URL リダイレクト. この機能拡張により、管理者はエンドユーザーデバイス上で特定のURLをローカルリソースにリダイレクトしたり、特定のURLを許可または拒否したりできるようになります。この特定URLリダイレクトにより、エンドユーザーデバイスのリソースをより有効に活用できるようになり、Microsoft TeamsやZoom仮想会議などにおける音声やビデオのパフォーマンスが向上します。
  • macOSParallels Client. Windows版Parallels Client で利用可能な人気のある機能が、macOS版Parallels Client でも利用できるようになりました。これには、ダイナミック解像度のサポートや高レベルのカメラリダイレクト、整形されたテキストとリンクのクリップボードサポートが含まれます。

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