VideoStudio が切り開く医療の未来――耳鼻咽喉科の取り組みから

耳鼻咽喉科は人間の五感のうち聴覚、味覚、嗅覚に関わる科です。これらの疾患は必ずしも死に直結するものではないですが、昨今いわれる「QOL」(クオリティ オブ ライフ)、いわゆる、「生活の質」において重要な領域です。

内科では血液検査などの結果から問題を特定していきますが、耳鼻咽喉科では耳や鼻など内視鏡ですぐに検査ができ、直接病変部位を見ることができることが大きな違いです。実際に見ることができたりすると、写真で患者さんと症状の原因や治療の効果を直感的に共有できます。胃がんや肝臓がんなどだとこういうわけにはいきません。難しそうなCT やMRIの白黒画像などを治療前、治療中、治療後で数回みるくらいです。耳鼻咽喉科なら咽頭がんでも毎回診療の際に患者さんと写真で経過を確認できるのです。

映像化される耳鼻咽喉科の世界

日本では2000年くらいから鼻の内視鏡手術が全国的に広がりはじめました。

近年では内視鏡がどんどん進化しています。径も細くなり、しなやかになり、カメラの解像度や被写体深度もあがり、より細かく見えるようになり、高精細なビデオも撮れるようになりました。

撮影した写真やビデオをデジタル記録に残すと教材として繰り返し活用することもできます。人に分かりやすく伝えるには、よりきれいな映像を残したくなります。

画角やライティングなどより良いビデオ撮影をするテクニックも蓄積されてきました。学会においてそのようなテーマで発表もありました。

発表資料

日常診療で見ることを主眼に置く耳鼻咽喉科医は写真やビデオが好きな人が多いかも知れません。

ビデオを活用した教育の必要性

一方で、内視鏡で見る世界は、体表から見る解剖やCT, MRIで見る断面図とは異なります。

手術前に得られるCT, MRI の診断画像と手術中に内視鏡で見る世界を対比もしくは一致させる能力が求められ、ここは危ないとか、問題ないから操作を先に進められるなどの判断には、スキルアップが常に求められます。

解剖実習により得られる知見や貴重な臨床症例の経験は限られるため、映像は貴重な教材になります。

上段がCTで、左下が内視鏡画像、右下2つはCTから作った3D画像。内視鏡像の白い器具の先端が、上段の緑の十字部分に一致します。

VideoStudioを使った教材作成

数時間に渡る手術動画をそのまま教材にはできません。

学会発表で使用する動画はせいぜい2~3分です。

重要な箇所を絞り、そこに登場する解剖部位の名前や使用する器具の名前などのテキストの追加のビデオ編集が必要になります。

ビデオスタジオのモーショントラッキングを活用すると部位や器具をトラッキングしながらテキスト表示させることができます。

モーショントラッキングによる動画作成

VideoStudioによる手軽になった動画作成

ビデオスタジオは価格・使い勝手ともにビデオ編集の敷居をさげてくれたビデオ編集ソフトです。プロ向けの編集ソフトは小難しくできていることが多いですが、ビデオスタジオはそうではなく、必要な機能が使いやすくわかりやすく、多くの耳鼻咽喉科医が使っています。

隣の人に訊いたり、検索したりすれば、探していた使い方も簡単に見つかるのも使い続けられる理由になっています。

医学の発展に貢献する VideoStudio

動画編集の敷居が下がったことは、医学の発展に役に立っています。

ビデオ編集のプロではない臨床を担っている医師が直接ビデオの教材を作成できています。

医療の分野でも先人たちが様々な解剖名や手術法などいろいろ遺してくれています。映像でそれに意味付けをして多くの医師に共通認識をさせていくことが求められていくでしょう。

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