先ほど、ISO感度が高いと暗いところを明るく撮影できるけれど、ノイズが発生するとお話しました。
具体的にはISO200とISO1600ではこんな感じに違いがあります。
茶色の部分を見比べてみましょう。ISO1600のほうがかなりザラザラしているのがわかりますよね。これがノイズです。
先ほども言いましたが、ノイズはカメラごとに違いがあるので、一度自分のカメラでISO感度の設定を変えて撮影し、「自分にとって許容できるノイズの範囲はどこまでか」を知るということが大切です。
それにしても・・・こういったノイズ、できれば取り除きたいものですよね。
そんなときは、「PaintShop Pro」の出番です。
PaintShop Proを使ってノイズを取り除いてみよう
ノイズ除去はとても簡単。
まず、ノイズを除去したい写真を開きます。
次に、「調整」から「自動ノイズ除去」を選択して、あとはPaintShop Pro におまかせ。
少し待つだけで、簡単にノイズを除去することができますよ♪
先ほどのISO1600で撮った写真を使って「自動ノイズ除去」をしてみましょう。
びっくりするくらいノイズが気にならなくなりました♪夜景や暗い場所で撮った写真に使える便利な機能ですね。
さて、これで今回はおしまいです。絞りとシャッタースピードのこと、ISOのこと、WBのこと・・・盛りだくさんだったのでお腹いっぱいになっている方もいらっしゃるかもしれませんね。私も最初のころはお腹いっぱいで消化できるかどうかとっても心配でした。
けれど、例えば、今日は絞りをマスターしよう、明日はISOに注目して撮ってみよう・・・といったように少しずつひとつずつ取り組むことで、身体に馴染んでくるようになります。
本来、写真を撮るのはとても楽しいこと。リラックスしてカメラと一緒に楽しくカメラライフを過ごしてくださいね。 次回もぜひお楽しみに。
渡邉 真弓 / Mayumi Watanabe
札幌で活動するフォト・クリエイター。
写真の撮影、執筆や写真を使った雑貨の製作など、写真にまつわる活動をしています。
愛用のカメラはPolaroid690、Canon EOS5D、Minolta AUTOCORD。
共著『Cute Photographer~おしゃれな写真が撮れる本~』(翔泳社2008年5月)や女子カメラ等の雑誌に掲載。
2009年からAMUCHOCOカメラ教室(札幌市)を始め、ときどき北海道新聞「とまこむ」紙面カメラ講師も。
2011年5月アルテピアッツア美唄にて個展「air」を開催。
Website “allo?”
http://www.allo-japon.com/
Twitter
@allo_mayumi
撮影協力:
スゥイーツカフェ AMUCHOCO(札幌市)
http://www.amuchoco.com/
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