「動画編集って難しそう。どういう事ができるのかわからない、何を用意すればいいのかわからない」そんな初心者の方が簡単な動画編集ができるまでをさらっとご紹介します。
この記事を読むと
- 簡単な動画編集ができるようになります
- 簡単なスライドショーが作成できるようになります
【目次】
- 超初心者向け!3ステップで動画作成「FastFlick」
テンプレートを選択
動画や写真を追加
保存して共有する - VideoStudio を起動してみよう
- 動画編集は「取り込み」「編集」「完了」の3ステップ
- VideoStudioの操作画面
- 動画の前後をカットしてみよう
動画の前後のカット
二つ以上の動画を一つにしたい - 保存
一時保存(プロジェクトファイルの保存)
書き出し(完了)
タイムラインを使ったカット(動画の一部分を削除)
その他の便利なカット術 - 動作が重いなと感じたら
- 無料体験版がつかえる
- わかりやすい書籍など
1.超初心者向け!3ステップで動画作成「FastFlick」
動画編集は、文字や写真、動画を使って作品を作る作業です。細かくこだわることもできますが、「FastFlick」を使えば、たったの3ステップで動画作品を作成できます。
コーレル株式会社の「Corel VideoStudio」の製品版または無料体験版をインストールすると、「FastFlick」も一緒にインストールされます。スタートメニューから「Corel FastFlick」を選択しましょう。(無料体験版は30日間利用可能です)
テンプレートを選択
画面右側からテンプレート(デザイン)を選び、プレビュー画面下のスタートボタン(三角形のボタン)をクリックして、デザインを確認します。
気に入ったテンプレートが見つかったら、画面下部にある「2.メディアの追加」をクリックします。
製品版のテンプレートは全部で14種類。追加で14種類ダウンロードできる。
動画や写真を追加
画面右側の緑色のプラスボタンをクリックして、写真や動画を追加します。スマートフォンに保存されている動画やカメラで撮影した動画は、パソコンのデスクトップなどに保存してから利用しましょう。
読み込んだら、プレビュー画面下のスタートボタン(三角形のボタン)をクリックすると、自動で作品が完成します。
プレビュー画面下のカウンターは(現在再生している時間/全体の時間)を表しています。その下にある紫色の丸に白で「T」と書かれたボタンをクリックすると、「VideoStudio」など標準で入力されているテキストを任意に変更できます。
画面右端にある歯車のマークをクリックすると、フォントを変更したり、「ミュージックの追加」を選択して、パソコンに入っている好きな音楽(MP3など)に設定することもできます。
保存して共有する
完成した作品は、動画ファイルとして保存したり、YouTubeやVimeoにアップロードできます。保存したい形式を画面右側で選択して、「ムービーを保存」をクリックします。 さらに細かく編集したい場合は「VideoStudioで編集」をクリックして、本格的な編集を行えます。
2.VideoStudio を起動してみよう
WindowsのスタートメニューからCorel VideoStudioを選択します。
VideoSutdioが起動すると、Welcome画面が表示されます。この画面では、新規でプロジェクトを作成できる他、最近編集したドキュメントの履歴が表示されたり、素材やプラグインをダウンロード、購入などができます。
今回は「新規プロジェクト」をクリックしましょう。
画面上部の家のマークをクリックすることでいつでもWelcome画面を表示できる
3.動画編集は「取り込み」「編集」「完了」の3ステップ
動画編集は「パソコンに映像や写真を保存する」「動画をカットしたりくっつけるなど編集をする」「保存したりアップロードする」の3工程に分けることができます。
VideoStudioは画面上部にあるワークスペースボタンをクリックすることで、それぞれの作業工程順にアクセスできます。
- 取り込み→各種デバイスやDVDなどから映像をパソコンに保存する。パソコン画面やWebカメラの映像も録画できる。
- 編集→動画の不要な部分を削除したり、必要な動画同士をくっつけたり、動画の上に動画や画像、文字を乗せるなど合成できる。音楽も自由に流したり、色彩補正や特殊効果を追加することもできる。
- 完了→動画のファイルとして保存したり、Youtubeにアップロードしたり、DVDなどのディスクメディアを作成できる。
4.VideoStudioの操作画面
VideoStudioの編集画面は大きく分けるとこのようになっています。②~⑤の各パレットは、使いやすいように移動することができます。
(1)メニュー:設定を変更したり機能を呼び出したり、ファイルを保存したりできます。
(2)プレビュー画面:現在編集している様子を確認したり、画像や動画のサイズ調整や、文字の入力などを行います。
(3)ライブラリ:動画や写真などが一覧で表示できる「メディア」やテキスト、各種フィルターなどが設定できます 。
(4)オプションパネル:選択した素材に対して、細かい設定を行うことができます。
(5)タイムライン:左端が0秒、右に進むにつれて時間が進みます。動画や文字の表示時間、タイミングの調整を行います。
5.動画の前後をカットしてみよう
カット編集は動画編集の基本です。不要な部分を削除するために、パソコンに保存してある動画を読み込みましょう。タイムラインの「ビデオ」という一番上のラインを使います。ライブラリに登録してからにドラッグ&ドロップするか、直接エクスプローラーから動画や画像をドラッグ&ドロップします。
エクスプローラーを表示するには「参照」をクリック
「プロジェクト設定を変更しますか?」とメッセージが表示されることがあります。
・「はい」をクリックすると、動画ファイルのプロパティを基にプロジェクト設定を調整します。カット編集や同じデバイスで撮影した動画同士の結合などに便利です。
・「いいえ」をクリックすると、プロジェクト設定は変更せず、もとの設定を維持します。プロジェクト設定は「設定」→「プロジェクトのプロパティ」から、ハイビジョンや4K、YoutubeやDVDなど目的別に選択したり詳細設定を行うことができます。
「スマートレンダリングとは」
動画変換技術の一つ。動画のカット、結合を実施した後、変換が必要な箇所(接合部分や、文字が載っている、フィルターが適用されている箇所のみ)を変換することで、高速、画質の劣化を最小限に抑える技術。同じファイル形式で、同じビットレートである必要がある。
動画の前後のカット
1. タイムライン上の動画を選択します。すると、プレビュー画面下のClipに色がつきます。
2. プレビュー画面下のジョグスライダーを必要な部分の開始位置まで動かします。
3. 「マークイン」をクリックするか、F3キーを押します。
5. 必要な部分の終了位置までジョグスライダーを動かし、「マークアウト」(4)をクリックするか、F3キーを押します。
動画の前後ではなく、途中のシーンをカットして削除したい場合は後半の「動画の一部をカット」を御覧ください。
二つ以上の動画を一つにしたい
一緒にしたい動画をタイムラインに乗せます。左側にある動画のほうが先に再生されます。
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