究極のソリューション: 仮想マシンとしての Windows 11 + Parallels Desktop + Apple Silicon を搭載した Mac コンピューター

2023 年 2 月 16 日、Microsoft は Apple Silicon を搭載した Mac 上で Arm 版 Windows 11 を実行する際のソリューションとして、Parallels Desktop を認定しました。

Alludo によるサポートと Microsoft がこのソリューションを認定したことで、ITリーダーは Parallels Desktop for Mac を使用し、Arm 版 Windows 11 の実行環境を提供できるようになりました。

デバイス所有者が正社員、契約社員を問わず、あるいは IT 部門であるかなどに関わらず、Parallels Desktop は Apple Silicon を搭載した Mac で、Windows 11 Pro および Enterprise をゲスト OS として実行できます。こうした仮想化環境を実現することで、2 つの OS 間の技術的なギャップを解消します。

>>参考資料・Mac & Windows 快適!共存生活

Microsoft が Parallels Desktop を認定ソリューションに指定したことで、IT リーダーは Apple  Silicon を搭載した Mac 上の仮想環境として、Arm 版 Windows 11 対応アプリケーションを使いたいユーザーに許可し、サポートが可能になりました。

ユーザーの視点から

Mac ユーザーは、自分のデバイスにかなりの思い入れがあります。でも、Windows OS でしか利用できないアプリケーションなどを使う必要がある場合、フラストレーションを感じます。例えば、Mac を愛用しているフィールド エンジニアが、Matlab や VTScada などの Windows ベースのアプリケーションを使用するにはどうしたらよいでしょうか?

多くの環境において、この点はユーザーの好みに関係なく、Windows デバイスの使用が最優先で要求されることを意味します。もう一つの選択肢としては、2 台目のノート PC を持ち歩くという方法があります。しかし、いくらノート PC が小型軽量であるとはいえ、2 台を持ち運び、ファイルを同期させるのは楽ではありません。いずれにせよ、ニッチなアプリケーションを使えるようにするだけなのに、余計な負荷を強いられることでユーザーは、不満をかかえることになるです。

同様に、アプリケーション開発者は、ローカル環境へインストールした Windows 11 のゲスト OS を使うために、どのように Mac デバイスを活用して開発作業を行うことができるでしょうか? 開発者が委託業者、あるいは正社員であっても、Notepad++ などのツールをインストールし、分けられた環境で Windows 用コードを作成、テストする必要性があります。特に小規模の企業であるなら、集中管理された仮想マシンやデバイスでは、開発作業を複雑化させる可能性があります。

そこで、Macなど好みのデバイスを選択し、Parallels Desktop による仮想化環境で Windows ベースのアプリケーションを実行できるようにするのがおすすめです。Windows 11 OS をインストール後、ユーザーは仮想化環境を専用リソース上で動作させることができます。この方法では、ホストとゲストが互いに依存することなく独立して機能し、ファイルやシステム リソースを macOS と Windows で共有することができます。そして、必要な Windows アプリケーションやツールを Windows 11 にインストールできるため、両方の長所をエンドユーザーに提供することができます。

Windows 11のライセンス

Mac デバイス上で動作する Windows 11 OS ライセンスの取り扱いは簡単です。キー マネージメント サービス (KMS) のようなエンタープライズ ライセンスに相当するボリューム ライセンスで、Windows 11 Pro または Enterprise ライセンスをゲスト OS 用に提供、ご使用いただけます。

Apple Silicon を搭載した Mac 上で Parallels Desktop を利用した Windows 11 の実行について、Microsoft による認定を長らくお待ち頂いた IT リーダーの皆様、お待たせしました!

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Microsoft、Windows、Windows 11 は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。