AWSクラウド環境の仕組み、そして仮想マシンの選び方。

Parallels RAS環境を構成する際に、柔軟でスケーラブルな仮想マシン(VM)環境をお探しなら、 Amazon Workspace Servicesの仮想マシン選択は、最適なソリューションのひとつです。Amazon Web Servicesの仮想マシンはクラウドベースのサービスで、数分で仮想サービスにアクセスできます。料金は使用した分のみで、ハードウェアの購入やOSのインストールは不要です。AWSがデータセンターを管理し、お客様は仮想マシンを制御できます。クラウド上の仮想マシン(VM)は、仮想マシンを利用する方法の一つに過ぎません。クラウド仮想マシン(VM)は、スケーラビリティ、迅速な展開、必要なタイミングで必要な性能の仮想マシン(VM)を利用し、不要になればキャンセルすることにより、コストがかからないというようなメリットを得ることができます。 このガイドでは、AWS 仮想マシンとは何か、どのように機能するか、適切な構成を選択する方法を説明すると同時に、Parallels RAS環境で使用するメリットについて説明します。
AWS 仮想マシンとは何ですか?
Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud) は、AWS のオンデマンドクラウドコンピューティングサービスです。AWS コンソールから AWS 仮想マシン(VM)を選択後、オペレーティングシステム、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークといった仕様を選択して起動します。 クラウドベースの仮想マシン(VM)に関するある調査(※1)では、AWS EC2 仮想マシンが他の主要な競合製品を上回るパフォーマンスを示したことが明らかになりました。
※1出展:https://www.sciencedirect.com/org/science/article/pii/S1328726524000065
AWS 仮想マシン(VM)はグローバルクラウドプラットフォームの一部であるため、次のような用途によく使用されます。
- Web アプリケーション:
ユーザーは新しいハードウェアを購入することなく、アプリを作成して展開できます。 - 分散開発とテスト:
チームが共有、拡張、または迅速に破棄できる一時的な環境を構築します。 - データベースとバックエンドサービス:
アプリケーションの背後でデータベース、キャッシュ、および内部サービスを実行します。 - AIおよび機械学習(ML)ワークロード:
AI/MLモデルのトレーニングまたは実行。 調査による(※2)と、組織がパブリッククラウドサービスを利用する最大の理由はAIとMLです。
※出展2 :https://www.flexera.com/blog/finops/cloud-computing-trends-flexera-2023-state-of-the-cloud-report/ - 常時稼働のインフラストラクチャ:
高可用性、バックアップ、集中管理を備え、24 時間 365 日稼働する必要があるサーバー。
AWS仮想マシンの仕組み
AWS仮想マシン(VM)は、共有クラウドインフラストラクチャの巨大なプールからコンピューティングリソースにアクセスできるようにすることで機能します。Amazon Web Servicesを使用して仮想マシン(VM)を起動すると、AWSはデータセンターからCPU、メモリ、ストレージ、ネットワークを割り当て、それらを使用可能なサーバーに組み立てます。
AWS は、仮想マシン(VM)を幅広い EC2 インスタンスタイプにグループ化し、それぞれが異なる種類のワークロードに最適化されています。
- 汎用マシン:
Web アプリや内部サービスなどの日常的なワークロードに適したバランスの取れた CPU、メモリ、ネットワークを実装。 - コンピューティング最適化マシン:
バッチ処理やビルドシステムなどのコンピューティング負荷の高いタスク向けに高い CPU 能力を提供。 - メモリ最適化マシン:
大規模なデータセットを含むワークロードで高速なパフォーマンスを実現するための RAM の実装が増加されている。 - ストレージ最適化:
データ集約型のワークロードに対応する高いディスクスループットと低いレイテンシを実現。 - GPU アクセラレーション:
グラフィックス、ビデオ処理、AI または機械学習のワークロードに特化したハードウェア構成。
AWS は、内部的に、従来のハイパーバイザーの作業の多くを専用のハードウェアとソフトウェアにオフロードする軽量の基盤レイヤーである Nitro ハイパーバイザーを使用しています。
AWS 仮想マシン(VM)の主な機能
AWS 仮想マシン(VM)は、ワークロードの変化に合わせて拡張、適応し、信頼性を維持するように設計されています。主な機能は次のとおりです。
- 柔軟なキャパシティを実現するAuto Scaling機能:
需要に応じて仮想マシンを自動的に追加または削除します。負荷(メトリクスを選択可能)が増加するとAWSはインスタンスを追加起動し、減少するとインスタンスを縮小する機能を提供します。 - 分散ワークロードの負荷分散:
着信トラフィックを複数の仮想マシン(VM) に分散し、アプリケーションの応答性を維持し、単一のインスタンスがボトルネックになるリスクを軽減します。 - Amazon マシンイメージ:
AMI は AWS 仮想マシンの設計図として機能し、標準化された繰り返し可能な環境を作成します。 - 料金モデル:
AWS の料金はプラン によって異なります。 ワークロードとニーズに合わせて、 AWS 仮想マシン(VM) の料金プランを複数、用意しています。オンデマンド、リザーブドインスタンス、Savings Plans、スポットインスタンスから選ぶことができます。 - 監視と可視性:
AWS は 、CPU 使用率、メモリ負荷、ディスクアクティビティ、ネットワークスループットなどのメトリクスを追跡する組み込みの AWS 監視ツールを提供します。 - グローバルリージョンとアベイラビリティゾーン:
AWS仮想マシン(VM)は複数のグローバルリージョンで実行され、各リージョンは独立したアベイラビリティゾーンで構成されています。この設計により、仮想マシン(VM)をユーザーの近くにデプロイしてレイテンシを短縮したり、複数のゾーンに分散させてフォールトトレランスを向上させたりすることが可能になります。
適切なAWS仮想マシン(VM)の選び方
適切なAWS仮想マシン(VM)を選択することは、使用状況において重要です。ワークロードの動作に合わせて仮想マシン(VM)を選択する必要があります。いくつかの重要な要素を考慮することで、選択肢はすぐに絞り込まれます。
1.ワークロードタイプをインスタンス カテゴリに一致させる
まず、どの AWS インスタンスファミリがニーズに最も適しているかをマッピングします。
- ウェブアプリと API の場合、汎用インスタンスは CPU、メモリ、ネットワークのバランスの取れた組み合わせを提供します。
- データベースを処理していますか? メモリ最適化インスタンスは、負荷がかかってもパフォーマンスを安定させるのに役立ちます。
- AI および 機械学習(ML) の場合、GPU アクセラレーション インスタンスはモデルのトレーニングと推論をサポートします。
- ファイル処理やデータ量の多いバックエンドは、ストレージ最適化インスタンスで適切に機能します。
2.コストとパフォーマンスのバランス
AWS EC2には様々な料金プランがあり、それぞれパフォーマンスに関係しています。例えば、オンデマンドインスタンスは従量課金制のコンピューティングキャパシティを提供し、スポットインスタンスはAWSクラウド内のECOキャパシティを割引価格で利用できます。ビジネスクリティカルなイベントや高可用性が求められる場合は、オンデマンドキャパシティ予約を利用して、特定のアベイラビリティゾーンでコンピューティングキャパシティを予約することもできます。
3. スケーリングと信頼性を計画する
Parallels RAS 21.0 では、システム管理を簡素化し、管理操作によるエラーを削減し、運用効率を向上させるために設計された、システム管理者向けのいくつかの改善が導入されています。
4.OS とライセンスのニーズを考慮する
最後に、VM が実行する必要があるもの (Linux、Windows Server、または特殊なディストリビューション) を考慮します。
自信を持って適切な AWS 仮想マシンを選択する
WSの仮想マシン(VM)が優れている主な理由は3つあります。それは、スケーラビリティ、柔軟性、そしてグローバルな可用性です。Amazon Web Servicesでは、単一の仮想マシン(VM)から始めて、需要の増加に合わせて数百に拡張し、ワークロードの変化に合わせてリソースを調整し、世界中のユーザーの近くに展開することができます。しかも、物理ハードウェアを所有・管理する必要はありません。 最適なAWS仮想マシン(VM)を選択する最も確実な方法は、実際に試してみることです。複数のインスタンスのカテゴリ、サイズ、アーキテクチャをテストすることで、実際のコストとパフォーマンスの違いをご自身の環境で確認できます。
Parallels RASとAWS仮想マシン(VM)利用
日本国内のParallels RAS利用ユーザーのなかでも、AWSの採用実績が増えつつあります。もちろん、Parallels RASは、Microsoft Azureクラウド環境でも同様の機能を利用することが可能です、お客様や、VDIシステムをご提案される事業者様にとって、単一種類の仮想基盤のみでなく、複数の仮想基盤を同時に利用できるハイブリッドな運用環境にて、最適な環境を選択できることも、Parallels RASの大きな特徴のひとつです。
Parallels RASは、小規模な環境から、中規模、大規模なVDI/SBC環境まで対応できるソリューション製品で、導入のシンプルさ、柔軟なシステム構成の実現、セキュリティ対策を含むリモート操作に関するさまざまルール(ポリシー)を定義でき、従来のVDI/SBC製品と比較して、コストの抑制も可能のため、現在、日本を含め世界中でシェアを伸ばしております。ビジネスに最適なプラットフォームを選ぶこと、ここでParallels RASが本当の価値を発揮します。
本資料が、導入のご検討の推進に役立つことができれば幸いです。
Parallels について
Parallels は、ビジネスユーザーと個人が必要とするアプリケーションやファイルをあらゆるデバイスとオペレーティング システムで簡単に使用、アクセスできるようにする、クロス プラットフォーム ソリューションの世界的なリーダー ブランドです。Parallels では、現在最高クラスのテクノロジーを Windows、Mac、ChromeOS、iOS、Android、クラウドから利用できるよう、お客様をサポートします。Parallels は、企業や個人のお客様が、シンプルかつ費用対効果の高い方法で、場所や時間にとらわれずアプリケーションを使用できるようにすることで、エンジニアリングとユーザー エクスペリエンスに関する複雑な問題を解決します。Parallels は Corel ポートフォリオの一部です。詳細については、www.parallels.com をご覧ください。
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